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手術室﹨ 💉 ∕

2021年6月23日 (水)

こんにちは☀️

 

梅雨の真っ只中ですが、晴れてる日はどこかに出かけたくなるほど過ごしやすいですね!

 

さて、今回は当院の看護部の手術室でのお仕事についてご紹介します。

 

皆さん、手術室の仕事というとどんなことを想像しますか??

イメージとして、執刀医にメスを渡すことや、執刀医の汗を拭くことを最初に想像する方が多いかと思います。

 

看護師自身も、学生時代には手術室の実習というものが無く、私も最初は手術室の仕事について、イメージがわかず、実際に手術室に入って業務を覚えるのにとても苦労しました💦

 

当院の手術はほぼ予定の手術で、1件あたり1時間〜1時間半で終了します。実際に入ってみると、嘘のように時間が早く流れていきます。

 

そんな濃密な時間の中にはたくさんの業務があります。

 

 

看護師の仕事としては大きくわけて2つ、

 

器械出し(執刀医に手術器械を渡す役割)

外回り(手術中の患者さんのケア)があります。

 

器械出しは、最初に言った、執刀医にメスを渡しているあの人です。とはいえ、器械はメスだけではありません。筋肉や骨を扱う手術なので、大きな器械もたくさんあり、専用のドリルや電動ノコギリもあります。

 

当院で行っている手術は、人工股関節と人工膝関節がほとんどですが、同じ内容の手術でも、執刀医によって手順や使用する器械は異なるため、手順だけでなく、執刀医の癖を見極めるのも大切です。慣れてくると、次に使う器械を予測して準備できたりします。スムーズに器械が渡せたら手術が早く終わって、患者さんの負担も減る、とても重要なお仕事です。

 

次は外回りです。最初に言った、執刀医の汗を拭いているのは外回りです💧とはいえ、そういう仕事ではありません😅

 

手術中の患者さんは、麻酔薬を使って、人工的に痛みを無くしたり、眠ってもらったりしているので、副作用も起こったりします。それを管理して、患者さんの様子を見ながら、患者さんのケアを行うこちらもとても重要なお仕事です。

 

 

全然違う仕事内容のようで、どちらも向いているのは患者さんです。

 

 

手術を受ける患者さんは皆さん、不安を抱えていると思います。そんな患者さんの負担がどれだけ少なく済むか、それを考えて業務に臨んでいます。

 

手術以外の時間は、手術前の患者さんを訪ね、実際に顔を合わせて手術について説明を行います。手術室に入った時に、見たことがある人がいたら少しでも不安が軽くなればいいなと思います😀

 

また、手術後の患者さん訪ねて、お話を聞く中で、行った看護について振り返りを行い、今後の看護に生かします。

 

患者さんと接する時間は病棟や外来ほど多くはありませんが、外来や病棟でお会いした患者さんが元気に歩いている姿を見たり、自分のことを憶えていてくれると、とても嬉しい気持ちになります

 

これから夏がやってきますが、コロナにも暑さにも負けずに頑張って参りましょう💪


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